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マットレスを触る人

マットレスの硬さは、睡眠の質の向上に大きな影響を与えます。 

「快適に眠れるマットレスを選びたい」

「マットレスの選び方がわからない」

 そのような悩みを抱えている方はいませんか?

 自分にぴったりのマットレスを選んで、睡眠の質を向上させましょう。

マットレスの硬さが体に与える影響

柔らかすぎたり、硬すぎるマットレスは、肩や腰を十分に支えられません。

 体に合っていないマットレスでの睡眠は、体に悪い影響を与えます。

肩や腰がしっかり支えられて、体に過度な負担がかからないマットレスを選ぶことが大切です。

マットレスの硬さを決めるときのポイント

マットレスの硬さは、睡眠の質の向上に大きな関係があります。

 

睡眠の質を向上させるマットレスの特徴は以下の2つです。

 

睡眠の質を向上させるマットレスの特徴

  • 圧力を均等に分散し、体への負担を軽減できるマットレス
  • 体の自然なS字カーブで正しい姿勢を維持できるマットレス

圧力を均等に分散し体への負担を軽減させるマットレス

自分の体に合っていないマットレスだと、寝ている間に体に負担をかけてしまいます。

日中の疲れをとっているはずが、
かえって負担を増やしているのです。

 

睡眠時の体への負担を減らす方法は、体にかかっている圧力を均等に分散することです。

 

たとえば、横向きで寝る場合、肩と腰に集中して圧力がかかります。

さらに、硬いマットレスを使うと、余計に圧力がかかってしまいます。

 

この場合は、マットレスを柔らかいものに変えることで、肩と腰にかかっている圧力を均等に分散できるのです。

体の自然なS字カーブで正しい姿勢を維持できるマットレス

「いっぱい寝たはずなのに、体がばきばき」みたいな経験はありませんか?

正しい姿勢で寝られれば、朝の目覚めもスッキリします。

正しい姿勢とは、体の自然なS字カーブを維持できている状態です。

 

仰向けで寝ていても、マットレスが硬すぎると体が沈み込まず腰が浮いてしまいます。

 

どのような寝姿勢であっても、S字カーブを維持できるマットレスの硬さが大切です。

マットレスの硬さの種類

マットレスの硬さは、大きく3つに分けられます。

  • 柔らかいマットレス
  • 中程度の硬さのマットレス
  • 硬めのマットレス

柔らかいマットレス

柔らかいマットレスは体の形にフィットしやすく、肩や腰をしっかり包み込むことができます。

とくに横向きで寝る人に適しており、体のカーブにそって自然で快適な姿勢で眠ることができます。

中程度の硬さのマットレス

中程度の硬さのマットレスは圧力を均等に分散し、体の過度な沈み込みを防ぎます

これにより、筋肉や関節への負担が軽減され、健康な体を維持できます。

寝姿勢にこだわりがない人や、寝姿勢が一定しない人におすすめです。

硬めのマットレス

硬めのマットレスは通気性が良く、湿度がたまりにくいため、清潔感のある睡眠環境を保ちやすいです。

また、高反発なので変形しにくく長持ちします。

清潔に長く使いたい人におすすめです。

体重に合ったマットレスの硬さ

体重に応じてマットレスの硬さを選ぶことが、健康的な睡眠を実現する鍵です。

  • 体重が軽い人(50kg未満): 柔らかめのマットレス
  • 体重が中くらいの人(50kgから75kg): 中程度の硬さのマットレス
  • 体重が重い人(75kg以上): 硬めのマットレス

一つずつ紹介していきます。

体重が軽い人

体重が軽い人は、柔らかめのマットレスが向いています。

柔らかいマットレスなら、体にかかる圧力を均等に分散できます。

体が十分に沈み込まず、腰が浮いてしまうと腰痛につながることがあるため、柔らかいマットレスを選びましょう。

 

体重が中くらいの人

体重が中くらいの人は、中程度の硬さのマットレスが向いています。

硬すぎるマットレスは体が十分に沈み込まず、柔らかすぎるマットレスは体が沈み込みすぎてしまい、どちらも腰痛や肩こりの原因となります。

 

体重が重い人

体重が重い人は、硬めのマットレスが向いています。

硬いマットレスは、体をしっかり支えて沈み込みすぎを防ぎます。

柔らかいマットレスは、過度に沈み込んで正しい姿勢を保てなくなる可能性があります。

寝る姿勢に合ったマットレスの硬さ

日頃どのような姿勢で寝ていますか?

寝る姿勢によって適切なマットレスの硬さが異なります。

自分の寝姿勢を想像してみてください。

仰向けで寝る人

仰向けで寝る人は、硬めのマットレスが向いています。

硬いマットレスは背骨の自然なS字カーブをサポートし、腰の沈み込みすぎを防止します。

横向きで寝る人

横向きで寝る人は、柔らかめのマットレスが向いています。

肩や腰が適度に沈み込むため、体の自然なカーブをサポートしてくれます。

うつ伏せで寝る人

うつ伏せで寝る人は、中程度の硬さのマットレスが向いています。

過度な沈み込みを防ぎつつ、胸やお腹への圧力を緩和してくれます。

 

冷え性の人は柔らかめのマットレス

冷え性の人は、柔らかめのマットレスが向いています。

体に密着するため、熱を保持しやすく暖かさを感じやすいです。

「冬は寒くて寝られない・・・」

「雪の降る寒い地域に住んでいる」

という人には体温を保持し温めてくれる柔らかめのマットレスがおすすめです。

 

暑がりの人は硬めのマットレス

暑がりの人は、硬めのマットレスが向いています。

通気性が良く、熱がこもりにくいため、快適な睡眠を維持しやすいからです。

 

「暑がりだから夜中によく目覚める・・・」

という人には、通気性が高い硬めのマットレスをおすすめします。

 

体の痛みにそったマットレスの硬さ

マットレスの硬さで、体の痛みの軽減や予防ができます。

腰痛を持っている人は硬めのマットレス

腰や背中を痛めている人は、硬いマットレスが向いています。

硬いマットレスは、背骨の自然なS字カーブをサポートし、身体全体を均等に支えるため、腰や背中にかかる過度な負担を軽減することができます。

関節痛や敏感な部位を抱えている人は柔らかいマットレス

関節痛や敏感な部位を抱えている人は、柔らかいマットレスが向いています。

柔らかいマットレスは、体の凹凸にフィットし、圧力を均等に分散するため、関節や痛みのある部位に過度の圧力がかかるのを防ぎます。

パートナーと共有する人は中程度の硬さのマットレス

パートナーと共有する人は、中程度の硬さのマットレスが向いています。

中程度の硬さのマットレスは、さまざまな寝姿勢に対応できるからです。

 

また、マットレス選びにすごく悩んでいる人も、中程度の硬さのマットレスを選んでみるのも一案です。

中程度の硬さのマットレスは、硬すぎず柔らかすぎない適度な硬さだからです。

まとめ

マットレスの硬さは、健康で快適な睡眠の実現に大きな影響を与えます。

マットレスの硬さを選ぶ際の基準は、大きく分けて以下の4つです。

  1. 体重に合った硬さ
  2. 寝る姿勢に合った硬さ
  3. 体温に合った硬さ
  4. 体の不調に合った硬さ

以下のページでは、もっともおすすめのマットレスメーカー5社のなかから、硬さなどの条件を指定して自分に合ったマットレスを検索できます。

ぜひ上記ページで自分に合ったマットレスを見つけて、質の高い睡眠を手に入れましょう。